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Month: February 2019

わかりやすく、魅力的に演出するために

紙面をわかりやすく、魅力的に仕上げるためには欠かすことのできない、とても重要なデザイン手法の1つに、コントラストというものがあります。コントラストとは、ある要素と別の要素を「対比」させるデザイン手法です。コントラストをつける方法は大きい文字と小さい文字の対比、写真や図版と文章の対比、色の対比、密度の高い部分と余白の対比など、さまざまなものがあります。デザインでは、こういった対比を「強調したい内容」と「そうでない内容」を区別するために利用します。要素の内容や目的に応じて各要素を適切に対比させると、それらの紙面上での役割が明確になるため、メリハリがつき、読み手に情報を正しく伝えられるようになります。また、紙面の見栄えも格段に良くなります。 コントラストをつける際のポイントは「強調したい要素を明確にする」と「しっかりと違いをつける」の2点です。あれもこれもというふうに強調してしまっては、結果的にコン トラストが弱まってしまうので、限定させることも大切です。また、「AとBはどち らかといえばBのほうが大きい」といったあいまいな違いでは効果はありません。「Bのほうが、Aよりも明らかに大きい」と感じられる程度に差をつけてください。明確な違いをつけると紙面にメリハリがつきますし、情報も理解しやすくなります。コントラストが適切に表現できていない紙面からは、制作者の意図を汲み取るこ とはできず、それどころか、単なるズレやミスだと受け取られてしまうことすらあるので気をつけなければなりません。